「手稲区30周年記念“ていねっていいね” 軽川・中の川・新川と前田森林公園をめぐる手稲ウォーク (12.5km)」 〜JRヘルシーウォーキング2019〜

歩く

今年のJRヘルシーウォーキングもいよいよ終わりに近づいてきました。

今回は手稲駅です。

手稲駅がある札幌市手稲区は、平成元年(1989年)に西区から分区されてから30年の節目の年となっています。この時、同時に白石区から分区した厚別区も誕生しています。

何かと話題になった新川通りも通るルートとなっており、とても楽しみです。

今回のコース

手稲駅ををスタートして、手稲の旧地名にもなっている軽川(がるがわ)沿の軽川緑地へ向かいます。

背後には手稲山を望みながら新川まで進みます。

新川さくら並木橋を渡り、発寒古川緑地へ。

再び新川通りへ戻り、前田森林公園までの間、新川を望みながら新川通りを進みます。

前田森林公園内では、600mにもおよぶカナール(運河)の先に手稲山を望むことができます。

みどころ・スポット

軽川・中の川・新川と前田森林公園をめぐる手稲ウォーク
  • START:1
    函館本線 手稲駅

    手稲駅は、札幌駅、新千歳空港駅に次いで1日の乗客が多い駅です。2016年までは札幌駅の次に乗降客が多い駅でした。

    北口からスタートして、石狩手稲通を進みます。

    石狩手稲通は、そのままひたすら進むと、石狩市、留萌市、その先は稚内までたどり着ける道です。

    稚内?そこまではさすがに歩けないな(ww)

    モスバーガーの看板がある交差点を右折して軽川緑地に向かいます。

  • 2
    軽川緑地・軽川桜づつみ


    軽川(がるがわ)は、手稲山山麓から手稲本町、前田の中心部を通って、新川に合流しています。

    明治の初め頃には、軽川の周辺域は「軽川」地区と区分けされ、その中心にあたる軽川のほとりの集落も軽川と呼ばれていました。今の手稲駅の旧名「軽川駅」もこれに由来しています。その後、この区域は手稲町となり、集落名の軽川は昭和17年(1942年)に手稲本町と改められています。

    古地図を見ると確かに軽川駅がありますね。

    堤防は、平成4年(1992年)に国土交通省の桜づつみ事業モデル事業北海道第1号として、整備され桜が多く植樹されています。春には多くの方が桜を見に訪れます。

    ふと、振り返ると手稲山が見え、初雪後の雪の白さと、青い空のコントラストが美しいです。

    桜づつみモデル事業
    軽川緑地 | あなたの街 手稲区前田を知る| まいぷれ[札幌市手稲区]
    一度は訪れたい軽川緑地。軽川は手稲山から流れ注ぐ二級河川。平成元年に道内で初めて国土交通省の「桜づつみモデル事業」に認定されました。その川沿いにエゾヤマザクラやチシマザクラがおよそ300本植えられ、満開時には多くのお花見する人々が訪れ、道内...

  • 3
    中の川

    軽川は新川に合流する前に中の川と合流します。中の川との合流点が近づくとサイクリングロードが整備されています。

    ゆたか橋を渡って新川沿いへ向かいます。

  • 4
    新川さくら並木橋(富丘通)

    軽川・中の川を過ぎると新川との合流点となり、新川さくら並木橋(富丘通)を渡ります。

    この新川は、日本で初めて国費を投じて整備された人工川で、札幌市の中心部・北海道大学周辺から石狩川、日本海への排水路として作られたものです。

    ブラタモリの札幌編をご覧いただくとよく理解できます。

    ブラタモリ見たぞ!北大の農地の排水をするために新川を作ったんだったかな。

    新川の河川敷には遊歩道・ベンチなどがとても整備されており、ランニングや散歩をする方も多くいらっしゃいます。

    何かと話題になった新川通りですが、川沿いには桜の木が植樹され、春には全長10kmにも及ぶ桜並木が訪れる人を癒します。

    新川の桜キレイなんですよね。知ってますよ。

    富丘通りを通って新琴似1番通りへ入り、発寒川沿いの発寒古川緑地へ向かいます。

  • 5
    発寒古川緑地


    発寒川沿いの発寒古川緑地も歩道がとても良く整備されています。

    正面に手稲山を望みながら川畔を進みます。白樺の白、紅葉したイチョウの黄色、青い空、遠くに望む手稲山の雪のコントラストがとてもキレイでした。

    いや〜、電線とか鉄塔とか邪魔するものが何もないね。いいな。

    しばらく進むと再び新川通りに戻ります。ご覧のように、道路越しに何も遮るものなく手稲山が望め、雄大さを感じます。

  • 6
    前田森林公園



    新川通りを進むと前田森林公園に到着します。

    前田森林公園の園内は、面積の半分はその名の通り森となっており、春の桜から秋の紅葉まで一年中楽しむことができます。遊歩道沿いに並ぶ白樺の木はコントラストがとても美しいです。

    また、グラウンドやバーベキュー場、パークゴルフ場などの施設も整備されているため、多くの方が一年中訪れ、スポーツ、散策、ランニングなどを楽しんでいます。

    その中でも長さ600mの手稲山に向かってまっすぐ伸びるカナール(運河)は、雄大さ、美しさを併せ持ち、その眺望は素晴らしいものです。

    カナール、素敵ですね〜。冬の期間は水が抜かれているからカナール内を歩くことができるんですってね。

    前田森林公園 – 手稲区の総合公園

  • 7
    大学西通・樽川通


    前田森林公園を後にして、大学西通へ入ります。

    北海道科学大学の西側を通る大学西通は、白樺の並木の中をくぐるような感覚で進みます。歩道は直線になっていないため、美しい風景を醸し出しています。

    手稲土功川沿いの樽川通まで来るとゴールの手稲駅はもうすぐです。ひたすらまっすぐ手稲駅へ向かい、ゴールです。

  • after GOAL:8
    ゴール後のお楽しみ

    ゴールした後は、極楽湯手稲店で温泉です。

    ヘルシーウォーキングのマップを提示すると50円引きで入浴できるのでお得でした!

    そして、風呂上りの????。

    いや〜、いい休日でした。

    うっ、?!ずるいぞ…

駅の情報とこれまでの開催年

イベント名JRヘルシーウォーキング
開催駅函館本線 手稲駅 (S07)
コース名手稲区30周年記念“ていねっていいね
 ” 軽川・中の川・新川と前田森林公園をめぐる手稲ウォーク (2019)

札樽自動車道に歩いて寄ってみよう!
 金山パーキングエリアと高台通りの手稲ウォーク (2017)
遙か縄文時代の眺めを現代に重ねながら
 新川に架かる最新の橋と前田森林公園をめぐる手稲ウォーク (2016)
札樽自動車道とコラボ!歩いて寄ってみよう!
 金山パーキングエリアと高台通りの手稲ウォーク (2015)
さわやかな新緑の季節到来!
 手稲の緑地巡りと山口運河、星観・星置ウォーク (2015)
日本海にそそぐ、石狩川のたもとに広がる『はまなすの丘公園』と
 石狩本町、弁天歴史めぐりウォーク (2011)
距離12.5Km
時間3時間20分
撮影日2019年11月10日

最後に

手稲駅から新川通、前田森林公園などを巡りました。

何かと話題の新川通でしたが、眺望は素晴らしく、北海道らしい風景を堪能できました。

お天気も恵まれ、温泉、ビールのおまけ付きで、最高の休日です。

(2019.11.10)

 

 

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