ウォーキングの目的別分類と6つのウォーキングスタイル

歩く

昨今の健康ブームもあって、ウォーキングを日常生活のなかに取り入れる人が増えています。私もその中の一人です。

スマートフォンやウェラブル機器などの発展、普及に伴って、手軽に歩数の記録やGPSを利用した歩いた軌跡の記録など、とても楽しくウォーキングを続けられる環境が整ってきました。

適度な運動習慣を積極的に取り入れるのは体にとってもとても良いことで、ウォーキングは手軽に始められる健康増進の活動だと思います。

今では、歩数計やウォーキングに便利に使える機器も多くあります。スマートフォンのアプリ、アクティビティを記録してくれる機器としてのウェラブル端末などなど。

一言で「ウォーキング」と言っても様々な種類があります。そこでここでは、その種類について見ていきたいと思います。

ウォーキングの目的別分類と6つのウォーキングスタイル

「ウォーキング」と言っても、ただ、「歩く」「歩数を稼ぐ」ということではなく、「どんな歩き方をするか?」によって、歩くという行為は共通でありながら、ウォーカーの歩く目的や歩く動機、ウォーキングの楽しみ方によって、いくつかのウォーキングスタイルを分けることができるということがわかりました。

大別すると大きく以下の二つに分かれます。

  • アクティブスポーツウォーキング
  • ヘルスウォーキング

その中でもいくつかに分類することができます。

アクティブスポーツウォーキング

大きく4つの分類があります。

アウトドアスポーツウォーキング

自然を楽しみながら歩くウォーキングです。無理せず、故障しないように少しずつ始めることがポイントです。

  • 音楽を聴きながら
  • 四季を楽しむ
  • お気に入りのウェアやシューズを購入し身に付けて歩く
  • 野山の風景を描きながら歩く
  • ウォーキング日記をつける
  • いつもと違う道を歩く
  • 歩いた距離を記録する
  • 友人と一緒に歩く

など楽しみを優先、旅をするなど非日常性の中でウォーキングライフを過ごすことです。

トレイルウォーク

「踏み跡」を意味し、登山道、ハイキング道、林道、古道など人が歩く道です。
「歩きながら地域の自然や文化を楽しむ道」でもあります。

フットパスウォーク

英国で生まれたスタイルの小路ウォークです。
森林の柚道、田園地帯のあぜ道や牧場の作業道、街中の路地等人々の生活に根差し自然発生した道です。
自らが暮らす地域において育まれた文化、産業、歴史、景観、食を再発見するウォークスタイルで、地域の特性、特産品等を活かした地域活性化に有効な施策でもあります。

北海道では全道各地でフットパスのモデルルートが設定されていて、身近な地域でフットパスを楽しむことができます。

追ってさまざまなルートをご紹介していきたいと思います。

トレック&ハイキングウォーク

Trek
南アフリカのアフリカーンス語が語源で、牛車で旅行すること、苦労して旅行するという意味です。
高い山に登るのではなく、山麓周遊旅行や小登山を指します。特に登頂することにこだわらず、山の中を歩くことを目的としています。ただし、結果的に過程で山頂を通過する事もあります。
ニュージーランドでは、トランピング(tramping)と呼ばれています。

Hiking
徒歩旅行(遠足)。日常生活から離れての郊外散歩、里山歩き等の野外活動がハイキングと呼ばれます。
リラックス効果を期待すると共に、健康増進、知らない地域の見聞や自然の風景、歴史的景観を楽しむウォークです。

タウンシティウォーク

ウォークを通じて、日々の暮らしや生活する地域で、新たな発見や再認識をすることで、日常での刺激や、日常でのちょっとしたハレ気分を楽しむウォークスタイルです。
ふらっと地域の名物料理の食べ歩きや、史跡めぐり、ウィンドショッピング等のウォークもこれに該当します。

ヘルスウォーキング

ヘルス&フィットネスウォーク

健康づくりのための予防や疾病等の対応として、また、脚力の強化、循環器系の強化やダイエットなど健康を目的としたウォーキングで、歩く時間や距離を決めて計画的且つ、定期的に歩きます。(医者の指導のもと計画的に行うこともあります)

よく、通勤時に最寄駅よりも1駅前で下車して、最寄駅まで1駅分を歩くのも健康目的のヘルスウォーキングです。

車や乗り物、エスカレータやエレベータの普及によって世の中が便利になり歩くことが減っています。そのために、私自身も以前と比べたら歩くことが減り、筋力低下しているかな?など、感じることがあります。

階段を登った時に、以前より息切れするようになったとか、太ももがパンパンになるのが早くなったとか感じることはありませんか?エレベータやエスカレータを使う頻度が多くなっていませんか?

自らが積極的に歩かなければますます脚力が衰えることになり、寝たきりになるなど病気になる可能性が高くなると思います。

将来の生活を考えて今から身体を維持することが大切だと感じています。

ヘルスウォーキングには、下記のような方法があります。

  • フィットネスクラブでトレーニング
  • ダンベルウォーキング(ダンベルをもって歩く)
  • ストックウォーキング(ポールウォーキング、ノルディックウォーキング)
  • 通勤ウォーキング・買い物ウォーキング(日常的運動)
  • 脳トレウォーキング
  • ストレス対応ウォーキング(森林や湖、海辺などを歩く)

通勤ウォーキングや買い物ウォーキングはお手軽そうですね。

でも続けるのが難しくて3日坊主になっちゃうんですよね?

マーチングウォーク

ウォーキングの愛好者が集まり、ある一定の距離を定め、各々のコース設定を行いコース毎に定められた時間のもと歩くことを楽しむウォーキングスタイルです。

オランダを発祥とし、日本で独自のスタイルを形成しています。

地方自治体等も積極的に参画し、地域住民の健康づくりと共に観光促進、地域間交流を図りながら実施されています。

全国でイベントが開催されていますね。

大会・イベント - 一般社団法人日本ウオーキング協会 JAPAN WALKING ASSOCIATION

最後に

今回、初めて「ウォーキング」というキーワードでいろいろと調べてみました。

結果、一言で「ウォーキング」と言っても様々な種類があることがわかりました。

これから「ウォーキング」を楽しく続けるにあたって、私は健康維持を目的として、さらに地域の再発見や美味しいもの巡りも楽しんでいきたいと思っています。

歩く
この記事を書いた人

北海道が大好き。北海道124道の駅を制覇し、179市町村も離島を巡ればコンプリート!。
最近は、アウトドアにもちょっと興味があり、沼に落ちそうになっている。
Life has no rehearsal, only performances.

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